世界文化遺産登録を記念して、「上野の杜 建築群 まち歩きツアー研修」及びガイドツアーを実施しています。しかし、実際のツアーでは、単に建物の外側だけでなく、収蔵している美術品等の知識も不可欠です。
また、江戸以来、東京最大級の寺院として、また、徳川家の霊廟としての寛永寺の歴史的な知識も不可欠です。
◆ポイント
・寛永寺とは、上野公園の成り立ち
・国立博物館 法隆寺館(国宝・重文の展示)
・国立博物館 黒門
・松方コレクションと西洋美術館設立の経緯
・西洋美術館に収蔵する印象派と、浮世絵の影響 特に、モネ
・その他、公園口から科博までの導線上、説明すべきもの
大胆に小舟を半分に断ち切った構図は、西洋絵画としては異例であるが、これはモネが写真術や日本の浮世絵版画から学びとったものであろう。
(西洋美術館所蔵)
・第1回:8月4日(木) 9時30分~12時30分
・集合:上野グリーンサロン
・定員:40名 満席
次回以降、その2として、徳川の霊廟を含む寛永寺本殿、東照宮等の研修を9月以降、予定しています。
IJCEE会員 4,800円 非会員 6,000円(国立博物館と西洋美術館の入館料を含みます)
以下から、受講券をお買い求めいただくか、楽天銀行へお振込みください。
楽天銀行サンバ支店普通預金口座番号7039937 トクヒ)ニホンブンカタイケンコウリュウジュク
1947年生まれ。/ 淑徳大学人文学部客員教授・江戸東京博物館名誉研究員。調布学園女子短期大学教授を経て、昨年3月まで江戸東京博物館都市歴史研究室長・教授として調査研究を推進。
東京都伝統工芸品産業振興協議会会長、東京国立博物館協力会評議員、すみだ地域ブランド推進協議会理事、国際浮世絵学会常任理事、民族藝術学会理事などをつとめる。
専門は日本芸術文化史。都市風俗図や浮世絵、大名文化人などの研究を行う。
タイ・バンコクでの「日本のデザイン遺伝子展」、モナコでの「京都—東京〜サムライからマンガまで展」の共同監修者、ボストン美術館浮世絵の国際調査メンバーなど、内外の美術作品や文化史資料の調査研究も行う。
著書に『都市図の系譜と江戸』など、共編著に『日本庶民生活史料集成第30巻─諸職風俗図絵─』『図説 江戸図屏風をよむ』『ビジュアルワイド江戸時代館』など、共著に『「熈代勝覧」の日本橋』『江戸のかたち』ほか多数。
・上野グリーンサロン
〒110-0007 東京都台東区上野公園7−47