仏像講座第4回のテーマは、いよいよ鎌倉、室町時代の仏教です。
これまでの3回の講座のなかで、仏教伝来から奈良時代の国家宗教としての仏教、神仏習合も含めた平安時代の仏教思想の展開、神道にみられる日本人の根源的宗教観、をみてきましたが、いわゆる「鎌倉新仏教」において、仏教は真の意味で「日本人の宗教」になったと言えましょう。それは、すぐれた宗教者が、人々の心の声に耳を傾け、人々の救済のための道を真摯に追求した末にたどりついた「生きた思想」でした。
今回の講座では、法然、親鸞、道元、日蓮らの求道のあとをたどり、その深く大きな思想の真髄に迫ります。また、鎌倉時代造の仏像、建立の寺社仏閣の建築にもふれます。
◆鎌倉新仏教 ― 日本の風土における仏教の深化
◆禅宗と浄土教
◆五山の制と五山文学
スライド 例 円覚寺舎利殿 建長寺 東大寺南大門 建仁寺 知恩院
東大寺仁王像 俊乗坊重源像 浄土寺浄土堂および快慶作阿弥陀三尊像 など
第4回 12月6日(金)
時間 10時~12時30分
・前半レクチャー 10時~11時10分
休憩 10分
・後半スライド 11時20分~12時
・質疑応答 12時~12時30分
定員 34 名
会場 小石川交流塾 アクセス
受講料 IJCEE会員2,800円、一般3,500円
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トクヒ)ニホンブンカタイケンコウリュウジュク
講師紹介:瓜生 中(うりゅう なか)1954年、東京生まれ。早稲田大学大学院修了(東洋哲学専攻)
インド哲学、仏教思想、中国思想、日本思想に及ぶ該博な知識を駆使し、仏教・神道などに関する執筆、講演活動に従事する。美術史的知識にとどまらないその仏像講座は、ほとけの心に迫るものとして好評を博す。NHK文化センター、などでも普及活動。
著書:「知っておきたい日本の神話」「知っておきたい仏像の見方」「古寺社巡りの楽しみ-歴史と建物の鑑賞ハンドブック」「仏像は、ここを見る」「大雑学-日本の神々など」「知っておきたい日本人のアイデンティテイ」「古建築の楽しみ方」「呪術と占いの日本史」「日本神道のすべて」「知っておきたい我が家の宗教」「あなたを守る如来と菩薩と明王が分かる本」「やさしい般若新経」(角川書店ほか)等多数