◆日時
2014年3月24日(月) 10時~12時45分
◆集合
JR御茶ノ水駅 聖橋口集合
◆ルート
湯島聖堂→神田明神→湯島天神
徳川五代将軍綱吉は儒学の振興を図るため、元禄3年(1690)湯島の地に聖堂を創建して上野忍岡の林家私邸にあった廟殿と林家の家塾をここに移しました。これが現在の湯島聖堂の始まりです。その後、およそ100年を経た寛政9年(1797)幕府直轄学校として、世に名高い「昌平坂学問所(通称『昌平校』)」を開設しました。
江戸幕府を支えた理論・思想を学びます。
神田明神は、「江戸総鎮守」として将軍様から江戸庶民にいたるまで江戸のすべてを守護されました。そして今もなお、東京―神田、日本橋、秋葉原、大手町・丸の内など108の町々の総氏神様です。それだけに、平将門をはじめ、武士・江戸文化の秘密を探ります。
(資料館)神田祭は天下祭とも称され、神輿と36本の山車が巡行する華麗で盛大な江戸を代表する祭礼でした。山車は明治時代には電線架設のため、地方都市へと売却されましたが、往事の浮世絵に描かれた姿や貴重な神社宝物を見学します。
太田道灌が再興、徳川家康は江戸入りの際、神領五石を寄進している。
悲運の死を遂げ、のちに怨霊となり、そして学問の神となった菅原道真を祀るこの神社は、別名湯島天神と呼ばれ、その不思議を学びます。
◆受講料 (定員 23名)・入館料を含む
IJCEE会員4,500円、一般5,600円
以下のカートの追加に入力し、受講券をお求めください。右上にカートの内容が掲載されますので手続を進めてください。
瓜生 中(うりゅう なか)
1954年、東京生まれ。早稲田大学大学院修了(東洋哲学専攻)
インド哲学、仏教思想、中国思想、日本思想に及ぶ該博な知識を駆使し、仏教・神道などに関する執筆、講演活動に従事する。美術史的知識にとどまらないその仏像講座は、ほとけの心に迫るものとして好評を博す。NHK文化センター、などでも普及活動。
著書:「知っておきたい日本の神話」「知っておきたい仏像の見方」「古寺社巡りの楽しみ-歴史と建物の鑑賞ハンドブック」「仏像は、ここを見る」「大雑学-日本の神々など」「知っておきたい日本人のアイデンティテイ」「古建築の楽しみ方」「呪術と占いの日本史」「日本神道のすべて」「知っておきたい我が家の宗教」「あなたを守る如来と菩薩と明王が分かる本」「やさしい般若新経」(角川書店ほか)等多数