◆日時: 2014年4月25日(金) 10時~16時30分
◆集合:鎌倉駅西口 地図
◆ルート:鎌倉駅西口 → 長谷駅 →大仏(高徳院)→長谷寺 → (昼食・各自) → 建長寺 → 東慶寺 → 北鎌倉駅・解散
※昼食は、オプションプログラム
鎌倉の古民家「蕾の家」で昼食をいただきませんか。NPO日本文化体験交流塾の法人会員であるViajes Inc.は、「古民家を遺すだけではなく、日本の古き良きものを活用して、
現地ならではの生活体験、心温まる出会いができる、「楽しい」場所を目指し」て活動しています。
研修当日の12時45分~13時45分、長谷寺からほど近い蕾の家で、お弁当など池田姉妹とスタッフのおもてなし昼食が用意されました。是非、お立寄りください。
会費 1500円 以下から申し込めます
「露坐の大仏」として名高い高徳院の本尊、国宝銅造阿弥陀如来坐像。像高約11.3m、重量約121tを測るこの仏像は、規模こそ奈良東大寺の大仏(盧舎那仏)に及ばぬものの、ほぼ造立当初の像容を保ち、我が国の仏教芸術史上ひときわ重要な価値を有しています。創建750年余を経た尊像は、仏教東伝の象徴として、国内外、宗派の別を問わず数多の仏教徒の信仰を集めています。
本尊である十一面観音像は、錫杖を右手に携え、岩座に立つ独特の像容で、大和長谷寺の本尊をはじめ、全国に所在する長谷寺に祀られる観音像に多く見られることから、これらを総称して「長谷寺式十一面観音像」と呼びます。
本尊に付随する光背や御前立の観音像の修復年代が室町時代まで遡ることから、現在の尊像が存在していた時期についても、室町時代に準ずるものであることは確かといえ、さらに鎌倉時代より当山に伝世する大型の懸仏や板碑類の存在から、その当時には巨大な尊像が造立されていたものと推測されます。
由比ヶ浜を背に八幡宮の社を右手に巨福呂坂の切り通しを抜けると建長寺である。
当寺は臨済宗建長寺派の大本山であり、鎌倉五山の第一位に位する。
創建当初は中国宋の時代の禅宗様式七堂伽藍に四十九院の塔頭を有し厳然たる天下の禅林であった。また、建長寺は日本で初めて純粋禅の道場を開き、往時は千人を越す雲水が修行していたと伝えられるわが国最初の禅寺である。
明治38年(1905)に釈宗演禅師が入寺、中興開山となり、新たに禅寺としての歩みを始めました。 師の高徳ゆえ、門下には居士、哲学者、政財界人多く、鈴木大拙もその一人でありました。 のちに裏山に「松ヶ岡文庫」を設立、世界的禅文化の発展の拠点ともなりました。
現在では、かつての尼寺の風情を残す境地に、四季折々の花々が参拝客をお迎えしています。 皆様がこのお寺に来て、心の安らぎを感じられるよう願っております。
◆受講料 (定員 30名)・入館料を含みます、交通費を含まず
IJCEE会員 6,800円、一般 8,400円
※昼食は、別に1500円
以下のカートの追加に入力し、受講券をお求めください。右上にカートの内容が掲載されますので手続を進めてください。
瓜生 中(うりゅう なか)
1954年、東京生まれ。早稲田大学大学院修了(東洋哲学専攻)
インド哲学、仏教思想、中国思想、日本思想に及ぶ該博な知識を駆使し、仏教・神道などに関する執筆、講演活動に従事する。美術史的知識にとどまらないその仏像講座は、ほとけの心に迫るものとして好評を博す。NHK文化センター、などでも普及活動。
著書:「知っておきたい日本の神話」「知っておきたい仏像の見方」「古寺社巡りの楽しみ-歴史と建物の鑑賞ハンドブック」「仏像は、ここを見る」「大雑学-日本の神々など」「知っておきたい日本人のアイデンティテイ」「古建築の楽しみ方」「呪術と占いの日本史」「日本神道のすべて」「知っておきたい我が家の宗教」「あなたを守る如来と菩薩と明王が分かる本」「やさしい般若新経」(角川書店ほか)等多数