浮世絵は、世界にきわめて大きな影響を与えました。大胆なデザインがヨーロッパの芸術家に衝撃を与えたと言いますが、それを可能にした技術も大事です。ヨーロッパの木版画と比べると、信じられないほど多くの色を使い、ぼかしなど優れた技術が駆使されています。これは、和紙、馬簾づくりなど数十人もの職人の技が積み重ねられて可能になったのです。
葛飾北斎や安藤広重などの絵師は、こうした職人の一人に過ぎません。絵師とともに、最も重要な役割を果たしたのは、彫り師と擦り師でした。実演を通して、そうした浮世絵の技術と職人世界を学びます。
また、本研修では、上田先生の持参した数十枚の浮世絵の実物の鑑賞や解説も行います。
2月27日(水) 10時~12時30分
IJCEE小石川交流塾 (アクセス・詳細についてはこちらをご覧ください)
一般:3,000円
IJCEE会員:2,400円
上田真吾氏。刷り師でかつ、彫り師。当交流塾の依頼により、国際会議のアフターコンベンションをはじめ、様々な機会に擦りの実演と解説を実施。国際交流基金により、南米やヨーロッパでも、実演・解説なので活動を展開している。
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