True Japan Tour /通訳案内士・日本文化講師/ 定款・運営規定 / 目的 / IJCEEとの連携 / 株主総会等主要報告書 / T&IJCEEの人材育成の経緯と基本的な考え方 / TJTにおけるガイドアサインの仕組み・ルールについて / ガイドの基本規程 / 国、自治体等との地域連携事業 / true Japan SChool//インバウンドサポート事業
TJTでは、お客様により、①~⑤の手順により、予約を確定します。
① TJTのHPからの予約
この時点で、予約が確定します
② ベルトラ等他のHPからの予約
事前に契約した団体と手続きにより、予約が確定します。
③ 国内の旅行会社からの予約
④ 海外の旅行会社からの予約
やり取りは、英語のみ。このTJTの役割をランドオペレータと言います。
上記、②~④のケースには、コミッションを支払う必要があります。
⑤ 個人からの依頼
メールによる問い合わせに対応します。
③~⑤については、数回から10回を超えるやり取りを経て、予約が確定します。
① アサイン丸に登録
IJCEE会員は、TJTとNECが共同開発したアサイン丸に、ガイド資格の有無、プレゼンテーション能力や通訳の評価、日本文化講師の資格、専門研修の受講の有無等を登録します。
② IJCEE会員への募集
アサイン丸のシステムでガイド等を募集します。
③ 応募者について、誰をアサインするか、アサイン会議をTJT社員で開催します。
このアサイン会議の基礎資料となる表は、縦軸に対象となる体験・ガイド事業名、横軸に応募者全員の氏名を記載します。応募者のこれまでのアサイン履歴、研修の有無等は、アサイン丸のデータから作ります。アサイン件数が多いときは、表の大きさは、畳一畳分にもなります。
このようにして、アサインにあたっては、適材適所に配慮しつつ、新人が活躍できるように、配慮します。
また、経験が少ない者について、無給のインターンとして、ガイド現場に立ち会うことにより、本アサインへの道を開きます。
④アサイン結果を通知します。
アサインされなかった者については、連絡は、しません。
⑤ ガイドの氏名等の詳細をメールで旅行会社やお客様に通知します。
①旅行会社から、実施にあたっての詳細情報がガイドに提供されます。
②体験又はガイドの実施
③実施後、ガイドは、報告書をTJTに提出します。
④旅行会社に対し、請求書を発行します。入金が確認できたものから、消込をします。
⑤翌月の末日までに、体験講師やガイドに対し、謝金・交通費等をお支払いします。
以下に、アサインにかかる内容を例示します。
TJTとして、IJCEE会員に仕事を提供していくためには、以下の経費が必要です。
①体験会場・事務室としての家賃等使用料
②新規顧客獲得のための営業経費
③旅行会社等に支払うコミッション
④ホームページの作成、維持のための経費
⑤アサイン丸の利用料(月額会員1人あたり250円)
⑥寿司、茶道、着物等の材料費・購入費
⑦仕事の受注から、アサイン、清算までの手配に要する経費(人件費)
1案件につき、仕事の受注から入金の確認まで、一連の手続きは、5~20回くらいのさまざまな事務が発生します。きわめて、労働集約的でかつ、間違いの許されない作業です。
TJTの売上高に対する粗利率は、20%~40%にすぎません。FITのように、個人案件であればあるほど、費用対利益は、マイナスとなります。団体の大口案件でないとプラスになりません。
このような条件でも、TJTが、FIT・個人案件に取り組んでいるのは、IJCEEの子会社として、会員の仕事の開発のための会社であるからです。
TJTが自主事業として、実施するほかに、他の旅行会社が実施する事業に、ガイド派遣する場合があります。
TJTでは、こうした事業を適法に実施するために、以下の許可証を厚生労働省から得ています。これにより、短期のガイド派遣のみならず、国際会議事務局や、オリンピック事務局など、中長期で必要とされる人材の派遣を行うことが可能になりました。
TJTでは、このように、非常に手間のかかるプロセスを経て、ガイドをアサインします。 しかし、2012年~14年にかけて、予期せぬ事態が発生しました。
A社、B社、C社等に適材適所でアサインしたガイドに、次回からは、TJTを通さずに、各社が直接アサインするようになったのです。
本来、人材の発掘は、各社の責任と努力で行うものと考えます。ガイド募集、試験、面接、キャリアの把握等の事務を経て、専属のガイドを養うものです。
こうした事務を行わず、当社が選りすぐったガイドを次回から、当社を通さずに、直接アサインしたのです。その結果、当社として、新しく育つべき新人通訳案内士のデビュー機会がなくなってきました。
以上のような状況から、当社において、派遣・職業紹介に関する同意書を聴取することとしたのであります。
とはいえ、本同意書は、無条件にガイドさんを拘束することが目的ではなく、以下の通り、例外規定を設けました。
①TJTからの派遣・職業紹介に先駆けて斡旋先からの仕事を行ったことがある場合
②TJTより事前の承諾を得た場合
③当該斡旋先における業務開始日から3年を経過した場合
②については、弾力的に運用しますので、ご希望の場合は、お気軽にスタッフまでご相談ください。初めてのケースについては、理事長以下が相談に応じます。