この度、日本文化体験交流塾では、文化祭を開催することになりました。この開催の趣旨について、 お話しします。まず、本文化祭を開催するにあたっては、理事である宍戸俊信氏のお力をいただき感謝しております。
当交流塾は、2008年8月、「日本文化の継承、発展、創造」を目標として、幅広い発起人の賛同を得て、発足しました。初代理事としては、元東京都観光部長で水辺観光に取り組んでいる高松厳氏、やまとごころ代表の村山慶輔氏、元JTB取締役安田彰氏、コンサルタントの海口晴彦氏など、通訳案内士ではないけれど、日本文化を育成し、我が国の活性化を願う方々が集まりました。また、一般会員としても、着物、日本舞踊、華道、紙漉き、和絵具、尺八、料理、等日本文化の専門家が集まりました。
当交流塾は、日本文化の専門家と外国人とのコミュニケーションの専門家である通訳案内士との連携により、構成された組織・集団です。そのことが、内外の旅行会社からも高く評価されている理由の一つです。実際、9月に開催される我が国最大のインバウンド・イベント、トラベルマートで、22日と23日の全アポイントが満席になるという快挙は、多様な日本文化を伝えることのでき当交流塾グループの特性を反映しています。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症による訪日客やイベントの自粛のなかで、日本文化を担ってきた会員の退会が相次いでいます。このままでは、日本文化を外国人に伝え、外国人の高い評価を得て、日本人自身が再度日本文化を大切にするという当交流塾の活動ができなくなってしまいます。
そこで、日本文化の担い手を元気づける企画として、本文化祭を企画したものです。
なお、本企画にあたっては、文化庁の助成金を活用するため、創設以来の当交流塾の理事である宍戸さんが役員を務める東京沖縄芸能実演家連盟を申請代表者とし、当交流塾が共催する形としました。
しかし、宍戸さんグループとは、別の当交流塾の山口和加子氏、土屋雄三氏、斎藤澄江氏なども参加します。
織田信長など、戦国武将は、客を招いて、飲食をしながら、能を鑑賞したと言います。
また、日本の相撲、歌舞伎などの芸能・スポーツも飲食付での見学が通例でした。
沖縄の国際通りでは、三線の演奏を楽しむ居酒屋を多くの外国人が訪問していました。
三味線や民謡などの音楽も、上野コンサートホールで遠くに見るよりも、まじかで、日本酒など味わいながら、鑑賞して初めて、その楽しさが分かると思います。
当交流塾の文化祭では、以下の芸能を予定しています。これだけでなく、飛込みの参加も受け付けます。
ただし、時間制限もありますので、事前にお知らせください。
津軽三味線・箏・沖縄三線・合気道・忍者・茶道体験 付
◆主催 東京沖縄芸能実演家連盟 共催 日本文化体験交流塾
◆日時 2022年9月4日(日)
13時45分 開場
14時~15時 演奏 15時~16時 参加型の体験/特別参加あり
◆主催 ㈱獅子道・NPO動法人日本文化体験交流塾(IJCEE)
◆会場:機械振興会館 地下2階ホール
◆観賞料・舌代 5,500円
◆鑑賞料・舌代(ノンアルコール) 3,300円
◆観賞料・舌代なし 2,200円
◆オンライン鑑賞 1,100円(3週間録画配信を鑑賞)
(会員長期優待、株主優待をご利用いただけません)
03-3341-2849/info@shamimaster.com/㈱獅子道・宍戸俊信氏
03-6432-0192/ info@ijcee.com / 日本文化体験交流塾常務理事 土屋雄三
小山貢山 津軽三味線・合気道/橋本大 民謡(唄)/斎藤澄江 箏(琴) / 武堂 忍者 /伊藤淳 沖縄三線 山口和加子 茶道
津軽じょんがら節(青森県民謡) 灘の酒作り祝い唄(兵庫県民謡)
茶の湯音頭 箏・茶道 コラボレーション 名取曲獅子道 津軽三味線 忍者コラボ
黒田節(福岡県民謡) お立ち酒(宮城県民謡)
酒小飲み飲み(沖縄県民謡) 唐船ドーイ(沖縄県民謡)
花笠音頭(山形県民謡))
日本酒講師 土屋雄三氏が選りすぐりの日本酒を用意します。
ソフトドリンクも用意します。
また、これに合わせた定番、居酒屋料理もご用意します。
津軽三味線小山流師範・日本文化体験交流塾には創業の時から関わり理事を14年務める。津軽三味線グループ 獅子道を主宰、 津軽三味線世界大会二連覇。ニューヨークVassar(ばっさー)大学で講演、TV出演など業界唯一の吉田兄弟の楽譜出版など幅広い活動をしている。
jcee日本文化体験交流塾副理事長。Ijcee国際茶道塾塾長。全国通訳案内士として働く傍ら、日本文化の美しさ、精神性を世界に紹介する志を掲げ、奮闘中。
茶道裏千家師範。仮名書道作家。いけばな温故流師範。毎日書道展10回入選を経て現在会友。2019年、外務省から「日本文化の専門家」としてサウジアラビア、トルコ、ヨルダンに派遣され、茶道と書道のレクチャー及び実技、交流を各国の大使館や大学で行った。
NHK 民謡魂出演・ 60年続く民謡居酒屋 浅草追分で修行
日本郷土民謡協会全国大会にて三味線太棹の部優勝、民謡ハイライトの部総合優勝の二冠を達成する。
津軽じょんがら節(唄)
当交流塾会員。
宮城会所属。
9歳より菊知恵美子 きくともえみこに師事、12歳より現在箏道(そうどう)音楽院代表 砂崎知子(すなざきともこ)に師事。
生田流箏曲箏道音楽院師範/日本三曲協会会員/NPO日本文化体験交流塾会員
各種演奏会、各種イベントにおける演奏活動の他、初心者向け講習会開催、海外旅行者向け箏体験レッスン講師などの活動を実施。
実際の忍者の身体の使い方や忍術を伝える「忍術口伝家」
2014年、忍者の末裔が代表を務める忍者団体に所属。
2017年、忍者道場の支部長就任。現在はフリーとして活動中。 実際に断食や滝行などの忍者の修行を行い、日本人だけでなく外国人にも日本と忍者の文化を伝えている。
第十回伊賀流手裏剣打大会全国6位
沖縄三線奏者、東京都生まれ東京都育ち。通称Atty。
沖縄で古くから伝わる三線を奏でる楽器奏者であり、
東京武蔵野に在りながら沖縄出身の若者に囲まれ、
沖縄に通って民謡を学ぶうちに、たまたま訪れた沖縄本島の民謡酒場にてベテラン唄者
の方からライブ活動を始めるよう背中を押されたことをきっかけに演奏活動を開始。
生まれ育った東京武蔵野を拠点に各地で活発な演奏を行うと共に、
中野の沖縄祭「中野チャンプルーフェスタ」の運営に携わったり、
イベントで三線体験を催したりなどと、
まだまだ知られていない部分が多い三線の魅力を親しみやすく伝えようと活動を続けている。
TV東京 100年の音楽・ NHK朝の連続ドラマ・ちむどんどん出演。2013年沖縄県にて、
第十回本部ナークニー大会3位入賞(奨励賞)中野チャンプルーフェスタ実行委員会会員