2022年「先輩ガイドに聞く！」講演会シリーズ

　NPO日本文化体験交流塾には多くの通訳案内士が在籍されています。

様々にご活躍されていらっしゃる方から、仕事を見つける方法や心構え、現場での苦労話や嬉しかったことなどの経験談、失敗から学んだこと、お客様を楽しませる工夫やテクニックなどをお話しいただきます。
　講演者は、スルーガイドで活躍中の方、寿司作りや茶道、着物着付けなどの文化体験講師の方、IJCEEの研修講師やTJSchoolの講師陣等、バラエティに富んでいます。

　これから通訳案内士を目指したい方、試験に合格された方、通訳案内士としてさらに活躍の場を広げていきたい方など、どなたにとっても、現役のガイドさんから色々なお話を聞けることは大変貴重で、今後の参考になります。皆さまの糧にしていただけますように、毎年企画の「先輩ガイドに聞く」、この機会に是非ご参加下さい。Zoomでもご参加いただけます。また、お申し込みされた全ての方に見逃し配信をいたします。

　なお、同日開催の新人研修・活動説明会は無料でご参加いただけます。IJCEEやTrue Japan Tour（株）について詳しく説明いたします。是非併せてご参加ください。（Zoom参加も可能）

全国通訳案内士（英語）

NPO日本文化体験交流塾理事、国内旅行業務取扱管理者

通訳案内士は、全国津々浦々を外国人のお客様にご案内する、素晴らしい仕事です。ガイド自身も、全国の素晴らしい景色、食事、文化、歴史を体験し、それをお客様と共感し、素晴らしい時間が持てます。しかし、そのためには、入念な下調べが必要なのは、言うまでもありません。ガイドは、常に、より良いツアーをするために、新たな知識を取り入れ、下見をし、本を読み、研修に出て、より多くの知識を自分のものにしようとしています。しかし、そのような知識だけで、お客様を満足できるでしょうか？

お客様は日本に勉強に来ているわけではありません。旅行を楽しむためにいらしています。四六時中説明をされたら、お客様は疲れるだけです。そのためには、ガイドは、『間』と言うものを習得し、ある時は、説明するけれども、ある時は、お客様に景色を楽しんでいただく、と言うことが大切です。また、ユーモアのセンスがないと、お客様に単調に説明するだけでは、お客様は飽きてしまいます。十分な説明とともに、ユーモアとパンチの効いたツアーをしてお客様を楽しませるツアーを作り出して行くことが、ガイドの役目だと思っています。

全国通訳案内士（英語）

「通訳ガイド業務再開と、コロナ禍の延長、二刀流で準備しよう！」
2022年春から少しずつガイドの仕事が戻ってくると予想されていますが、皆さん準備は万端ですか？

コロナ禍で全国通訳案内士試験に合格しながらもデビューできていない方も多いと思いますし、現役のガイドも2年間のブランクで業務再開への不安があるかと思います。その一方、コロナ禍が長引くことを想定し、この機会を利用してガイド能力を向上させたり、業務範囲を広げるなど、積極的に活動している人もいます。

そこで、今回の講演では

１：通訳ガイドデビューまたは業務再開に向けて、どのような準備をすればよいのか

２：コロナ禍が長引いた場合に、ガイドとしてどのように過ごせばよいのか

この2つの視点から、この2年間の私自身の経験を踏まえながらお話をしたいと思います。
将来について悩んでいる皆さんに、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

全国通訳案内士（英語）、NPO日本文化体験交流塾理事、総合旅行業務取扱者

2002年に全国通訳案内士試験に合格した後、関西圏を中心に活動し、年間200日以上稼働しているベテランガイド。FIT・グループツアーなど様々なツアー形態や要望に応じることができる。

「どうやったら仕事を得ることができる？どうやったら仕事を確保し続けることができる？ガイドは具体的に何をするの？・・・このような疑問を持っておられる方、必見です。コロナ後、本格的にガイドを始めたい、あるいは仕事を増やしたい人向けに通訳ガイド歴20年のガイドがお話しします。
旅行会社とのやりとりの仕方、どうすればお客様にツアーを楽しんでもらえるかを試行錯誤しつつ活動してきたガイドが語る、体験に基づいたお話です。(太田貴子)」

全国通訳案内士（英語）

スピーカーからの一言

「公共交通機関を利用したスルーツアーをメインに、京都、大阪、奈良、高野山などでFITツアー やクルーズ客のバスツアーガイドをさせて頂いています。毎年何百人ものお客様の対応をしていますと予期せぬ事態も起こります。救急車に同乗したことも、ホテルで寝ていると警官に踏み込まれたことも。ハプニングもありますが、楽しいことがいっぱいなのでガイドの仕事はやめられません。お客様が笑顔で喜んで頂けると嬉しくなります。そうすることがガイドの究極の仕事ではないでしょうか。そのためにはどうすればいいのでしょうか？　そういうお話をさせて頂こうと考えています。(片山啓二)」

全国通訳案内士（英語）

 (株)リクルート退職後、主婦・子育て生活を経て2008年ガイド資格取得。英検一級。

イギリス富裕層のFIT を中心に、個人およびグループのスルーツアー、インセンティブツアーなど多数のガイディングに携わる。イギリス貴族やディズニーの元CEO、インドやアラブの大富豪、ゲイのグループ、そしてスティーブジョブスを解雇したあの人物のガイドも経験。さまざまな顧客との面白エピソード。海外在住経験のない中、日本で英語力を磨いてガイドとなり、暗中模索の新人時代を乗り越えて人気ガイドになった秘訣をお話したいと思います。

全国通訳案内士（英語）

もともととっても内向的、人前で話すのは大の苦手、マイク恐怖症、しかも英語でなんてッ！そんなわたしが…なんで、年間200日以上ガイディングすることに！？そして海外エージェントのガイドサミット＠サンフランシスコにご指名を受け参加。

ハイキング含アウトドア系のグループ、ロングツアーが大好き。お迎え、乗せこみから始まり、1dayFIT、団体バス、クルーズ乗船ガイドなどなど…そして今はライブオンラインツアー。専門性追求というより、何でも屋さん…そんな私のガイド道！お話ししますね♪ 

全国通訳案内士（英語）
寿司体験講師CIS
栃木県外国人対応人材拡充事業　地域コーディネーター

2015年に通訳ガイド試験合格後、ガイドを始めるために何をしたらいいのかわからず、また、積極的に旅行会社に自分を売り込む自信も無く、暗中模索する中、2017年にIJCEEの新人研修を受講したのが、私の新たな人生の始まりでした。

１， そんな私が何に支えられ、何を目指し、どう自分に合った道を探したのか

２， 通訳ガイドの働き方にはこんな道もある

という内容の話をします。

ガイドとしてまだ年数は浅いですが、新人ガイドさんに一番近い立場として、ほんの小さな

ヒントにでもなれたらと思います。一緒に頑張りましょう！

全国通訳案内士（英語）

旅行会社とランドオペレーターで約8年間勤務し、海外添乗、企画、手配などアウトバウンドの旅行業務全般に豊富な経験を持つ。中学生、高校生の3人の子育てと両立しながら都内や近郊を中心にFIT、グループ、VIPのガイドとして活動中。ガイド業務のかたわらTrue Japan Schoolの2次試験対策講座の他、地方自治体主催の「海外ゲストへのおもてなし英語セミナー」や酒蔵向けのウェビナーなどでも講師を務める。 

TJS2次試験対策講座の中でも、ガイドとしての心構えやおもてなしについて触れてきましたが、それらをさらに深め、「お客様の笑顔のために」ガイドがすべきこと、エージェントとの付き合い方、お仕事を得るためのポイントなど、失敗談を交えながらお話しいたします。