本研修では、小石川後楽園、六義園、旧古河庭園の三つの庭園を巡ります。江戸時代には、参勤交代制度のため、600以上もの大小の武家屋敷、庭園が造られていました。もともと何もなかった土地だったため、その規模は京都以上の壮大なもので、一大庭園都市だったと言えるでしょう。そのほどんどが荒廃して別のものに変わっていった中、小石川後楽園と六義園は開園当時のままの美しい姿を保っています。また、旧古河庭園は和洋折衷庭園として、大正時代に作られたモダンな庭園です。これらの3つの庭園を歩きながら、日本庭園の歴史やガイディングのポイントをお伝えします。
・2020年3月11日(水)9時30分~15時
・会員:3800円
(イヤホンガイド協力者2300円)
・一般:4500円
※入園料、食事代、交通費は各自のご負担になります。
※食事時間は交流の場として、講師がレストランを予約しています。
・小石川後楽園
一般 300円 (65才以上 150円)
・六義園
一般 300円 (65才以上 150円)
・旧古河庭園
一般 150円 (65才以上 70円)
※年間パスポート等をお持ちの方は、ご持参していただいて結構です。
【定員】20名
(予定)
9時30分 集合
(小石川後楽園チケット売り場前)
9時40分 小石川後楽園庭園
11時30分 移動・レストランで昼食
(※昼食代は各自負担。)
12時50分 六義園
14時 旧古河庭園
15時 現地にて解散
河野京子氏
通訳案内士、IJCEE会員
公立中学高校、塾などで20年以上教壇に立つ。20代で着物にはまり、10年以上、月に最低1回は、着物を着て、美味しいランチを食べ歩き、その後日本庭園、美術館、史跡などを訪ねる趣味が高じ、通訳案内士を取得。「同じ仲間の皆様と、一緒に歩きながら様々な情報を共有できればと思います。」
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トクヒ)ニホンブンカタイケンコウリュウジュク
本研修では当日イヤホンガイドを使用します。イヤホンガイドの運搬等にご協力いただける方は、下記のカートからお申込みください。当日の運用方法に関しては、事務局からメールでご連絡致します。
なお、イヤホンガイド運搬の手順についてはこちらをご覧ください。
ご質問等は、info@ijcee.comまでご連絡ください。
※本研修ではお一人に運搬・回収ともご担当いただきます。受講料は1500円割引となります。
※IJCEE会員以外の方で受講をご希望の場合は会員券をお求めの上、メモ欄に「一般」と記載ください。お申込み確認後、追加受講料をご案内するメールをお送りいたします。
(税込)
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明の儒学者、朱瞬水により中国の故事、「天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに遅れて楽しむ」から名付けられた。水戸家(11男の頼房)の中屋敷(のちの上屋敷)であり、2代光圀が庭園を始めた。明治維新後は陸軍の管轄で、軍需工場が現東京ドームの地に建てられたが、のちに東京市のものとなり、1952年に文化財保護法によって、特別史跡および特別名勝(日本に9つ。東京にはここと浜離宮のみ)に指定された。
1702年に、5代将軍綱吉に仕えた柳沢吉保が平坦な本郷台地を生かして造園した。和歌好きの吉保の趣味で、和歌にちなんだ庭園作りを行った。万葉集や古今集から名称を選び、園内に日本の八十八境を映し出した明るくソフトな庭園である。和風の庭園ではあるが、岩崎弥太郎時代に作られたレンガ造りの塀がモダンな雰囲気を醸し出している。国の特別名勝。
1917年にジョサイア・コンドルによる設計で、洋館と庭園が完成した。古川財閥の迎賓館として使用されていたが、WWII中は陸軍に、戦後はGHQに接収された。1955年に東京都に貸与され、一般公開。2006年には国の名勝指定を受け、現在に至る。池泉回遊式の日本庭園は、京都の名庭師小川治兵衛によるもの。和洋が違和感なく融合した美しい庭園である。
■小石川後楽園チケット売り場前 (西口の門を入った先です)