2014年2月22日(土) 13時~14時30分
受講料 一般 1500円 IJCEE会員 1200円
会場 小石川交流塾(IJCEE本部)
東京都文京区小石川2-5-7 佐佐木ビルA棟4F
※同日 15時から会員総会
18時から会員の交流会が予定されています。
浅草、両国、日本橋など、隅田川沿いに立ち並ぶ蔵、商店が江戸の中心であった。
江戸の中心部では、幕府による低湿地の埋め立てと掘割運河の開削により都市が形成された。都市の内部には縦横に水路網が張りめぐらされ、土地の18%が水面となり、まさに水都と呼ぶにふさわしい都市空間が広がっていた。盛んな舟運により、全国から物資が運ばれ、日本橋川などの川沿いには桟橋を有する蔵が立ち並び、100万人を超える人々の暮らす世界第一の都市へと発展した。
幕末から明治にかけて江戸・東京を訪れた外国人の中には、こうした水辺の様子を西欧の水都ベネチアにたとえ、日記や旅行記に記している例も見られる。
江戸の地域は、その後、明治以降140余年を経て、内陸水路の一部を埋め立て、道路等に転用しながら経済発展を遂げた。
また、東京オリンピックを控え、湾岸地域では新しい都市計画が進められている。都市づくりは、外国人に東京を紹介するための、必須の課題と言える。
NPO法人 日本文化体験交流塾 理事
隅田川まちづくり塾実行委員会院長 法政大学 エコ地域デザイン研究所研究員
東京都建設局総合調整部長、港湾局臨海開発部長 産業労働局観光部長、東京都公園協会公園管理部長を歴任