2021年10月20日(水)~2021年12月31日(金)まで
「なぜ『東照宮』と呼ぶの?」
「なぜ、『日光』という地名なの?」
みなさんは、こういった質問に答えられますか?日光研修で学ぶことはたくさんあります。
NPO日本文化体験交流塾では、今年も全国通訳案内士の方を対象とした新人研修を開催します。関東研修では、都内・日光・箱根と3つのコースを回りますが、当日の研修で学べる内容には限界があります。
また、関西の研修では奈良や京都のバス研修を通じて、多くの世界遺産や国宝級の神社仏閣について学べるのに対し、関東の研修で学べる世界遺産は日光のみです。
そのため、日光研修では学ぶことが多すぎて、これまで受講生はややもすると消化不良になりがちでした。
そこで、神社仏閣や建築、仏像の基礎的な知識については、当日のバス研修から切り離し、事前に座学で学ぶこととしました。もちろん、新人研修を受講しない方でも受講できます。
本講座は、日光をよく知るために「通訳案内士のための宗教講座①~④」の内容の一部を抜粋及び日光独自の事柄を合わせて、お話します。
世界遺産である日光の構成要素について概要をお話しします。
日光山輪王寺は、お堂、塔、15の支院の総称で、国宝、重要文化財など多くの文化財を所有しています。日光山内の社寺は、東照宮、二荒山神社、輪王寺の「二社一寺」から成っています。輪王寺は、東照宮よりもはるかに歴史が長く、天台宗三本山のひとつとして、日光山全体を統合していました。日光三山の本地仏をまつる「三仏堂」は日光山最大の規模を誇る木造建築物です。庭園は江戸時代初期に作られた池泉回遊式庭園で、年間を通じてよく手入れが行き届いています。
日本を代表する世界遺産「日光の社寺」。その中でももっとも有名な「日光東照宮」は徳川家康がまつられた神社で、現在の社殿群は、そのほとんどが寛永13年3代将軍家光による「寛永の大造替」で建て替えられたもの。境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並び、その豪華絢爛な美しさは圧巻です。全国各地から集められた名工により、建物には漆や極彩色がほどこされ、柱などには数多くの彫刻が飾られています。
明治32(1899)年から昭和22年まで3代にわたる天皇・皇太子が利用した御用邸で、江戸・明治・大正と三時代の建築様式をもつ集合建築群です。建物は国の重要文化財に指定され、当時の建築様式や皇室文化を垣間見ることができます。
講師:米原亮三
≪著書≫
≪論文≫
2021年10月20日(水)~2021年12月31日(金)まで
IJCEE会員・TJスクール生:2,800円、非会員:3,500円
フレンドシップ団体:3,100円
(フレンドシップ団体でお申し込みの際は、メモ欄に、「所属の団体名」をご記入ください)
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