『日本書紀』にも登場する四天王寺は、特定の宗教にこだわらない、正に、全仏教的な日本文化(=和の文化)を代表する寺院と言えます。今回は、この四天王寺、すなわち、新元号「令和」の「和」にも通じる和宗総本山を研修します。実地研修では、中心伽藍をはじめ、極楽浄土の庭、石舞台、そして六時堂など周辺の堂宇を巡ります。
本研修は、これまで得てきた<点の情報>を、「大阪の地で仏教を語るガイド」に必要な<線の知識>に高めていくことを目的とします。このため、午前中は、座学で情報・知識の整理をしたうえ、午後から実地研修を行います。
2020年1月11日(土) 9時30分~16時00分
IJCEE大阪事務所
〒550-0014 大阪市西区北堀江1-1-24 四ツ橋近商ビル6A
IJCEE会員 5,800円 非会員 7,300円
定員 30名(最小催行 10名)
9時30分~11時30分 座学研修
(移動・昼食 各自)
13時00分~16時00分 実地ウォーキング研修
【コース概要】
石の鳥居~見真堂~布袋堂~大師堂~阿弥陀堂~中心伽藍(仁王門~五重塔~金堂~講堂)~極楽浄土の庭~石舞台~六時堂~英霊堂~大黒堂~地蔵山
大阪市天王寺区四天王寺にある和宗の総本山。本尊は救世観音。今から1400年以上前に、聖徳太子が物部守屋の乱に際し、戦勝を祈願して四天王を安置したのに始まるといわれる。中門、塔、金堂、講堂を南北中軸線上に並べる伽藍配置は、四天王寺式として知られている。
聖徳太子ゆかりの観音様をお祀りするお堂。四方を四天王が守護している。
極楽浄土をイメージしてつくられた池泉回遊式庭園。
中心伽藍の南端に位置し、伽藍の守護神である金剛力士 (仁王像)をまつっていることから俗に仁王門 と呼ばれる。
四天王寺のシンボルともいえる塔。聖徳太子創建の時、六道利救の悲願を込めて、塔に仏舎利六粒と自らの髻髪(きっぱつ)六毛を納めたことから、「六道利救の塔」といわれる。
筑波大学大学院修了。近畿大学総合社会学部教授。一般社団法人高等教育国際基準協会代表理事。言語文化学会会長、通訳ガイド研究会会長。理論言語学が専門。
在学中に通訳案内士の資格を習得。TOEIC,英文法、日本文化等の著書は100冊を超え、ガイド目線からの英語での日本文化解説は他の通訳案内士の追随を許さない。英語指導界の第一人者で、その人柄や日本文化の造詣の深さ・知識も、また受講者を魅了してやまない。
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IJCEE大阪事務所
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