加羅講師による「ガイディング・センスを磨く研修シリーズ」

　2019年の外国人訪問者数は、増加率の鈍化は見込まれていますが、増加基調には変化はなさそうです。また、通訳案内士法改正に伴う合格者数激減の影響もあり、ガイドの需給関係は、供給者優位の状況を呈しています。駆け出しの新人でも何かしらの仕事を経験出来、非常に恵まれた環境であることは確かです。 

　一方、こうした中で、「質の高いガイド」に対するニーズの高まりがあることも紛れもない事実です。即ち、ただ目の前の事象、つまりwhatだけでなく、“なぜ”、“どうして”というwhyを説明する”deep insights”なガイディングができるガイドに対するニーズです。

このことは、ガイド業界でしっかりと生き残れる、本当の地力のあるガイドの育成が喫緊の課題であることを示唆しています。

　本シリーズ研修では、「確かに生き抜く力を付ける」ということをテーマとしています。定番の観光地である金閣と龍安寺を舞台に、その魅せ方を徹底的に考えます。 

あなたならではの視点で、いかに他の人と違う切り口のガイディングを作り上げるか・・・そのためのヒントを加羅講師と共に探ります。 

　なお、本研修は参加型研修ですので、積極的な発言・発表は大いに歓迎いたします。 

NPO日本文化体験交流塾理事。2007年合格。

IJCEE関西支部の研修では講師を担当。
入念なコース設定やテーマ性を持った加羅流ガイディングは外国人観光客からも高評価を得ている。関西ガイド界でトップクラスのガイド。