冬から春にかけてのこの季節。日本庭園、溜池、城の堀、川、疎水などの観光地付近の水辺でも、たくさんの鳥を見ることができます。
今回は、ガイド中にお客様と歩いている時を想定して、身近に見られる基本的な鳥を中心に、双眼鏡なしで識別する方法をお伝えします。
他にも、餌のとり方、繁殖期に特有の行動、ねぐら、危険な鳥、日本の固有種、先斗町の提灯の鳥・・・等、ガイド時に使える情報満載です。
また、鴨川沿いの京都府立植物園も訪れます。ここでは、普段のガイディング中に目にする植物を中心に、園認定ガイドが解説します。
鳥と植物を知れば、道中至る所で話のネタが見付かります。ガイド中の視野が変わるかも!?
3月13日(火) 9時30分~12時30分
※現場の状況により終了時間が変わる可能性があります。
※天候状態により、延期もしくは中止の可能性があります。
会員:2,800円 非会員:3,500円
※定員20名 (最少催行人員8名)
・京都府立植物園 北山門(9時30分研修開始)
〒606-0823 京都府京都市左京区下鴨半木町
(アクセスはページ下部)
1:冬~初春にかけては、鳥を身近に沢山見られる楽しい時期。京都でも、水辺では大陸から渡ってきた冬鳥のカモ類、ユリカモメ、陸地ではジョウビタキなどの小鳥類が観光地付近で身近に見られます。一年中いるサギ類、トビ、カラス等の鳥も水辺付近で出会います。
2:今回の研修では、お客様をガイドしている時を想定して、双眼鏡なしに、そうした鳥を簡単に識別するコツ、それぞれの鳥の分布、体長・くちばし・脚の特徴、飛び方、及び方、餌のとり方などの基本的な情報を伝授します。その他、繁殖行動、繁殖羽根、ねぐら、危険な鳥、日本の固有種、先斗町の提灯の鳥など説明する時に使えそうな情報もいろいろ提供します。
3:研修地の賀茂川は、鴨川のすぐ上流で、鴨川より川幅が狭く、水質がよく、鳥がとても見やすい場所です。このあたりのカモ、ユリカモメなどの鳥は鴨川の鳥と同じく、人がら餌をもらうなど、人を怖がりません。
4:京都府立植物園横から出発して、賀茂川の下鴨神社(出町柳)から上賀茂神社の間で観察します。
身近に水辺付近で見れる基本的な中・大型鳥のカモ類、ユリカモメ、サギ類、カラス類、トビや小型鳥のセキレイ類など。河川敷・樹木など陸にいる小鳥類は、少し鳴き声での識別の練習をします。
※双眼鏡なしで識別するというコンセプトの研修ですが、お持ちでしたらご持参ください。
京都府立植物園は日本で最初の公立植物園で1924年1月1日に開園している。
園内には面積24ヘクタールの広大な敷地に約12000種類、約12万本の植物が植えられており、日本の四季の花が見られる花壇や洋風庭園、熱帯植物を集めた温室がある。北半分は半木(なからぎ)の森と呼ばれる自然に近い森を利用した生態植物園などがある。
1日では回りきれない程充実した植物園。
◆松尾 淳一氏(IJCEE会員)
英語の通訳案内士。探鳥歴30年ほど。ローカルな野鳥の会のリーダーとして活動した後、大阪市立自然史博物館関連の野鳥の調査・研究グループに所属し、主に大阪府下の野鳥の繁殖期の分布を調査した。個人的には、山好きで、大阪市中央区で勤務していたので、大阪の山と大阪市の中心部のビル街にいる鳥に関心があり、特にミソサザイ、カラス2種、ヒヨドリ、キジバトなどを調査した。その成果の一部は、日本野鳥の会の学術誌「Strix」に査読付の原著論文(単著2本、共著1本)として発表している。現在は、双眼鏡や望遠鏡を持って鳥だけを見に出かける機会は大幅に減ったが、双眼鏡を持たないバードウォッチング・リスニングを日々楽しんでいる。
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トクヒ)ニホンブンカタイケンコウリュウジュク
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集合場所:京都府立植物園 北山門 〒606-0823 京都府京都市左京区下鴨半木町
アクセス:地下鉄烏丸線北山駅 徒歩で10分(植物園前)
これまでIJCEEではベテランガイドの方々を講師に迎え、様々な地域でのまち歩き研修を実施して参りましたが、新しい地域や研修の更なる開発のため、該当地域に詳しい通訳ガイドの方々を「先達ガイド」としてお迎えすることとしました。
先達ガイドさんには「引率者」として受講生の皆さんに該当地域をご案内頂して頂きます。
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