通訳ガイドが書いた「地域の歴史が学べる観光ガイドブック」研修会
京都のシンボル五重塔、東寺では仏像の世界に親しみ、平安時代に空海も通ったであろう道を歩きます。その通りの名は、「櫛笥小路(くしげこうじ)」。
平安京のメインストリート朱雀大路(幅約85m)が現在の千本通(幅約25m)になっているように平安京の大路小路は変化しています。ところが、櫛笥小路の一部は、東寺の敷地内にあったため昔のまま残っています!平安京を偲べる数少ないスポット櫛笥小路をご案内いたします。
その東寺と伏見稲荷大社には不思議なご縁が・・(続きは研修で)
トリップアドバイザー人気一位の伏見稲荷大社、朱色の鮮やかな千本鳥居、市松模様の重森三鈴の東福寺庭園、「心に残る京都」をめぐるおすすめコースです。 (担当講師:上原真知子)
東寺(教王護国寺)は、真言宗の総本山で真言宗の根本道場である。唯一残る平安時代の遺構で、1994年に、ユネスコの世界遺産に「古都京都の文化財」を構成する資産の一つとして登録された。
伏見稲荷大社は、日本全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本社である。商売繁盛などの庶民の信仰として支持され、例年の初詣の人出は三が日で約250万人と、全国上位にランクされている。稲荷山全体に約一万基の鳥居があるといわれている。
京都市東山区にある寺院で、臨済宗東福寺派の大本山。京都五山の第4位。境内には、渓谷沿いに2千本もの紅葉(もみじ)が植えられており、3つの橋からの眺めは素晴らしい。中でも「通天橋(つうてんきょう)」は秋の紅葉の名所。2019年春に大阪で開かれた「G20」では、通天橋が「Partner’s Program」に組み入れら、各国首脳のパートナーたちが通天橋を歩く様子が報道された。
★ 通訳ガイドのための観光ガイドブック「京都編」 より抜粋