IJCEE関西支部長尾辻まゆみさんといく　　　　　　　　　　　　　　　　　京都バス研修～金閣寺・龍安寺・嵐山・二条城・伏見稲荷大社

京都の最もスタンダードな観光地をめぐるバス研修です。

関西でガイドをするなら避けて通れない観光地であり、研修を通して適格な導線やガイディングのポイントを学んでおくことは必須です。

こちらは、通訳ガイドの新人研修として毎年実施しているものですが、関西地域でのガイドを志す方、既に他のエリアでのガイドキャリアがある方、FTM（外国語の話せる添乗員）認定でのガイディングを目指す方、などなど、京都でのガイディングの基本を、効率よく、しっかり身に付けたい方であれば、どなたでもご参加いただけます。

また、席に限りがありますが、国内旅程管理主任者資格取得を目指す方は、添乗実務研修としての参加も可能です。

講師は、IJCEE関西支部長の尾辻まゆみさんです。京都を中心としたガイドで非常に高い評価を受けているトップガイドの一人です。研修はいつも的確で分かりやすいと好評です。

3月と6月の2回を予定しています。

関西でのバス研修は限られた機会となりますので、ぜひ、ご検討ください。

日程・講師

2025年3月2日（日）

2025年6月7日（土）

※両日とも同じ内容です

講師　尾辻まゆみ

集合時間・場所

添乗実習生：8:15

一般の受講生：8:30

場所：京都駅八条口貸切バス乗降場

（本ぺージ下部に地図あり）

行程

添乗実習生は、早めに集合して打合せをします。

受付、イヤホンガイド配布、人数のカウントなど、実際の添乗員の仕事を一日を通して体験していただきます。

開始時間	対象	場所
8：15	旅程管理主任添乗実務実習生打合せ	京都駅八条口貸し切りバス乗降場
8：30	新人研修受講生集合	同上
8：45	バス出発	同上

時間（開始－終了）	所要時間	実施内容		留意事項
8：45－9：15	30	バス移動	京都駅八条口貸し切りバス乗降場～金閣寺
9：15－10：15	60	研修	金閣寺	バス・金閣寺駐車場
10：15－10：30	15	バス移動	金閣寺～龍安寺
10：30－11：30	60	研修	龍安寺	バス・龍安寺駐車場
11：30－11：50	20	バス移動	龍安寺～嵐山
11：50－12：35	45	研修	嵐山散策（嵐電・嵐山商店街・竹林）	バス・嵐山観光駐車場
12：35－13：20	45	休憩	ランチを含めた自由時間
13：20－13：50	30	バス移動	嵐山～二条城
13：50―15：00	70	研修	二条城（二の丸・庭園）	バス・二条城駐車場
15：00―15：40	40	バス移動	二条城～伏見稲荷大社	乗降場で降車。バスは第３駐車場へ回送。乗客は乗降場から参道まで徒歩。
15：40―16：40	60	研修	伏見稲荷大社
16：40-17：00	20	徒歩移動	伏見稲荷大社～駐車場	受講生・バスとも17:00にバス乗降場で合流
17：00発	30	バス移動	伏見稲荷大社～京都駅八条口貸し切りバス乗降場	伏見稲荷大社第3駐車場：17:00まで乗降場：18:00まで
17:30		解散	京都駅八条口貸切バス乗降場

集合場所詳細MAP

京都駅八条口貸し切りバス乗降場

以下のMAPをご確認ください。

訪問地紹介

金閣寺

外国人からも“Golden Pavilion”として馴染みの寺院。古都京都の文化財としてユネスコ世界遺産に登録され、清水寺と共に京都ツアーの最もシンボル的なスポットです。最高の権力が作った最高の美を鑑賞できます。苑内の狭い通路は、混雑していることが多く、この混雑の中で、必須の解説をどのタイミングでどこのポイントで話すか、そのあたりのコツを学びます。

龍安寺

世界的に名の知れた石庭は哲学者サルトルやエリザベス女王が訪れて絶賛したことで世界的な“Zen Garden”として有名になりました。白砂の上に15個の自然石が配された禅の精神が凝縮された枯山水庭園です。ここでは、外国人観光客に、抽象絵画のような庭を見て、禅の精神から生まれた「間」の精神を説明できるよう講師から学び取っていただきます。

嵐山ウォークランチ

観光バス駐車場の位置を確認し、観光客で賑わう長辻通り、竹林を歩きます。ランチは嵐山で自由食。お互いどんなお店があったか情報交換するのも研修の一貫です。

二条城

二条城は、徳川家が京の宿兼儀礼の場として建設した平城で、家康と豊臣秀頼との会見場所となったほか、幕末の慶応3年（1867年）には15代将軍慶喜がここで大政奉還を決意したことで有名で、京都ツアーの定番スポットの一つです。御殿建築としての日本で唯一現存する二の丸御殿は、襖絵・欄間・釘かくし・建物・庭等17世紀初頭の職人芸の粋が楽しめる場所です。これらを外国人に適切に説明し、日本文化を堪能していただくことが必要でガイドの力量が問われます。また、観光客で混雑していることが多く、旅程管理の面からも学びます。

伏見稲荷大社

創建時から、稲の豊作を祈願して来たが、経済の発展と共に、商工業者が増え、商売繁盛等様々な御利益を求めて人が集まるようになる。現在では現世利益信仰の中心地となっている。目にも鮮やかな朱色の社殿や鳥居が立ち並び、外国人観光客の間で日本における最も人気のスポットの一つ。全国に三万社とも四万社ともいわれる“お稲荷さん”の総本山。