理事長とIJCEE会員の対話ミーテイングを
2022年1月22日9時から11時まで開催します。
実施方法は、ZOOMです。
よろしければ事前に、以下フォームより皆様のご意見をお寄せください。
なお、1月2日と3日に会員に寄せたメールは、以下のとおりです。
会員の皆様から、既にご意見が寄せられています。こうしたご意見も踏まえ、私からの問題提起をしていきたい思います。議題としては、以下の10点です。
1 オミクロン株に伴う新型コロナウイルス感染症の拡大について
2 通団連アン―ケートの報告と政府及び国会等に対する通訳案内士の要望活動について
3 インバウンドにとらわれない幅広い事業展開について
・国内旅程管理主任者研修
・総合旅程管理主任者研修
・国内旅行業取扱管理者試験対策
・総合旅行業取扱管理者試験対策
・TOEIC対策研修
・英検1級対策研修等
・通訳技術研修、認定
4 会話力をさび付かせないスピーキング機会の提供
・都内スピーキング、ハーフマラソン大会
2月~7月 イーストコースとウエストコース
各21回
・参加型の鎌倉研修
・ジャスミン英会話サロン
・京都・大阪スピーキングサロン(仮称)
5 アカデミー
・アメリカ史
・鈴木大拙「禅と日本文化」講読会
・日本建築史
6 多言語の会員の活動支援
・フランス語
・スペイン語
・ドイツ語等
7 文化祭など日本文化活動
・琴
・三味線
・華道などの交流
8 GO TO トラベルによる国内ツアー
・5月末開始予定
・企画募集
9 新しいツアーづくり
・動画、写真の募集
10 ホームページ
IJCEE、TJschool、IJCEEの3ホームページの統合
以上 理事長 米原亮三
特定非営利活動法人日本文化体験交流塾の会員の皆様へ
新年あけまして、おめでとうございます。新しい年を迎えるにあたり、私からは、以下の3点のメッセージをお送りします
全国の新規陽性者数は、10月以降、安定的に低下してきましたが、12月1日以降、反転して増加に転じました。以降、徐々に増加の速度を速め、対前日で8%程度の増加となっています。感染力の強いオミクロン株が次第にデルタ株に置き換わるとの予想が多くされています。もし、このスピードで増加し続けると、2月の末には、8月のピーク時を超えるおそれが出てきます。
ただ、オミクロン株がヨーロッパで最初に感染拡大した英国では、感染者数が増加するも、死者数は、11月28日の週以来、毎週減少しています。
また、我が国の全国の重症者数は、この10日間増加傾向にありますが、死亡者は、4週連続で、1週間で10人以下と世界でも極めて少ない数字で推移しています。つまり、1か月の死者は、40人以下です。また、1月から第3回目のワクチン接種が始まります。1回と2回のワクチン接種に5月から11月までの7か月かかったことを考え、第3回は、その半分の期間とすると、4月中にほぼ打ち終えることができるのではないかと思います。以上のことから、感染者数の増加ほどには、死者数は増加しないとの専門家の予測があります。
さて、同じウイルス性の感染症であるインフルエンザの流行は、2020年の13週(5月)以降、ほぼゼロで推移しています。インフルエンザを最終的な死因とする統計による死亡者は、2018年までは、年間1130人から3325人です。一方、厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の陽性者であっても、他の病気が主因で死亡した者は、統計上、新型コロナウイルス感染症による死亡者として扱っていません。いずれにしても、冬季のウイルス性感染症による死亡者数が、例年のインフルエンザ並みか、それ以下で推移することを私は祈っています。
昨年11月頃には、多くの旅行関係者が年末年始の国内旅行の復活、及び2022年春のインバウンドの開始を予想していました。事実、3月、4月のガイド予約も入ってきました。
しかし、オミクロン株の出現により、すべてのスケジュールが半年程度は遅れそうです。デルタ株は、2021年6月中旬から10月中旬までの約4か月、ピークの期間がありました。オミクロン株も同じ程度の期間と想定すると1月当初から4月中がピークの期間となるとの説があります。また、オミクロン株の主たる影響は、4月までとの説には、ほかに2つの理由があります。季節性インフルエンザは、12月から4月まで、寒くて外気を閉ざしたり、乾燥することにより、例年、流行します。新型コロナウイルス感染症は、同じくウイルス性感染症ですから、同様に12月~4月がピークとなる可能性があります。
また、ワクチンの3回目の接種も、1月に開始し、概ね4月までに大半が打てるとの予想もあります。以上のことから、5月には、少し下火になった状況で迎えることができるのではないか。そこで、連休明けの5月中旬を目途に、GO TOトラベルなどの国内旅行振興策がとられる可能性があります。私達の関心のあるインバウンドは、その時期から2から3月後に入国規制等の緩和がとられる可能性があります。
IJCEE・TJTグループは、1月から4月は、国内旅行にも、海外旅行にも厳しいときです。基本的には、次の飛躍の準備期間と位置付けます。昨年の12月の会員総会で、役員報酬の大幅な削減をお願いしましたが、社員の皆様にも、週1日は、出社しない日とするなど、最小の経費で組織の維持に努めます。と同時に、原点に返り、地に足の着いた活動に取り組みます。現在、IJCEEホームページ、TJSchoolホームページ、True Japan Tour ホームページと3つのホームページをTrue Japan Tourホームページ に統合します。
さらに、新規ツアーの開拓や掲載、動画制作など、インバウンドの再開に備えます。また、シリーズ講座や旅程管理主任者講など、オンライン講座の充実を図るとともに、新規の出版事業にも取り組みます。
なお、2022年1月15日土曜日9時から11時まで、ZOOMによるミーテイングを開催します。そのなかで、今年度のIJCEEの事業方針などについての私の考え方をお話しするとともに、会員の皆様のご意見を広く伺いたいと思います。IJCEEの休暇あけの1月5日以降、正式の開催案内を発信したいと思います。
ピンチをチャンスに変えるとは、私の口癖です。ピンチが長く、深いほど、回復期には大きく蘇ります。会員の皆様におかれましても、2022年を健康で充実した1年として、お過ごしいただけますように、祈っています。
2022年1月1日
特定非営利活動法人日本文化体験交流塾
理事長 米原亮三
昨日に続き、2022年の年頭の所感を述べさせていただきます。
2021年末恒例のNHK紅白歌合戦を見ていて、AKB48が出場していないことに気がつきました。2014年には、AKB48はもとより、HKT48、SKE48・NMB48も出場していて、まさに全盛期だったのに、不思議でした。文春などインターネットの各種記事によると、その原因は、次の3点と思われました。
第1に、「会いに行けるアイドル」なのに、コロナ禍でステージや握手会の活動が縮小したこと
第2に、音楽人気を図る基準が、CDの売り上げが基本のオリコンから、総合的な指標を用いるビルボードに変わったこと。その結果、特定のフアンに複数枚購入を促進させる“AKB商法”が評価を下げたこと。
第3に、K-POPとの競争に敗れたこと。「K-POPがやってきたことはシンプルだ。インターネットにアジャストするのはもちろんのこと、もっとも重点を置いているのは、ちゃんと音楽を創り、しっかりとしたパフォーマンスができるメンバーを揃えることだ。BTSも含めK-POPが続けてきたのは、このシンプルかつ基本的な姿勢──“音楽をちゃんとやるアイドル”だ。」(以上、文春)
要するにAKB48は、歌とダンス、ルックスの良い素材の発掘という基本を怠ったということのようです。
以上の話は、音楽の動向をヒントに、私の今年の目標について、話すためです。
2008年、日本の観光に、文化体験や外国人との相互交流を目指して、日本文化体験交流塾を創設しました。また、2014年には、日本の本当の自然、美、こころを伝えるために、True Japan Tourを創設しました。以降、インバウンドの拡大期において、組織は拡大したが、2020年の新型コロナウイルス感染症による低迷期に至り、再度、組織目標の検証を求められることとなった。40名もいた社員が10名程度に縮小した今、何もかもやることはできない。原点に立ち返り、私達組織の足元の強化が必要と感じました。
これに合わせ、日本の観光地や日本文化の外国語による紹介記事を掲載する。このため、「地域の歴史が学べる観光ガイドブックシリーズ」の京都編、東京編、近畿・岡山編などを英文に翻訳します。これを軸に、キーワード600ほか、英文による紹介記事を掲載することで、全体として、A4で千ページを超える英語の日本紹介記事を掲載します。これにより、外国人が日本の情報を収集するために、アクセスするサイトを構築していきます。魅力あるホームページ、多いアクセス数は、それ自体が活動の基盤です。
K-POPのシンプルかつ基本的な姿勢」であることは、正道であると思います。私達も、本当の自然、美、こころが外国人に伝えられるよう、皇居、築地、京都などのツアーを再構築すべきではないでしょうか。また、富士山、箱根、滋賀、和歌山などにも新しいツアーづくりを進めます。また、レンタカー同乗ガイドも検討します。こうして新しく作ったツアーと第1で述べた英語の紹介記事を、相互リンクさせることで、個々のツアーの魅力を高めていきます。
例えば、以下のとおりです。
・大徳寺を訪問する者には、利休や茶道の話、
・妙心寺を訪問する者には、鈴木大拙、ステープジョブズなど禅の話
・日本橋を訪問する者には、江戸以来の聖人日本企業の考え方
また、日本文化体験については、ホームビジット型の寿司づくりや三味線、琴、日本舞踊など、当社が持つ魅力的な体験を再度発信していきます。
今後、販売すべきツアーは、100~200程度と限定しますが、重点ツアーについては、写真や動画の掲載内容を一新する。ツアーコースの見直し、写真や記事の収集にあたっては、会員の協力を仰ぐなど、社員と会員が一体となって、作り上げていきたいと思います。
5月下旬のGO TOトラベルを前提に新しいツアーを実施します。対象は、通訳案内士だけでなく、幅を広げます。可能な限り、旅程管理主任者による添乗とし、また、地方各地での現地ガイド人材によるガイドにより、大手旅行会社にない魅力的なツアーとします。また、金時山、大菩薩、尾瀬は、富士山登頂の準備山行とし、7月又は8月には、富士宮口からの富士山登頂を目指します。
このほかにも、会員の皆様の提案を受け付けていきます。
◎神奈川県
・金時山、芦ノ湖、旧東海道、美術館など
◎山梨県
・富士山五合目お中道ハイキング、河口湖サイクリング、青木ヶ原など
・大菩薩峠ハイキング、恵林寺、ワイナリーなど
◎愛知県・岐阜県・石川県
・金沢・高山・名古屋城、犬山城、高山、白川郷、金沢など
◎奈良県・京都府
・吉野、薬師寺、室生寺、長谷寺など
◎静岡県
・白糸の滝、沼津、フェリー、本宮浅間神社、久能山・東照宮など
・富士登山
◎新潟
・北方文化博物館、石川雲蝶ゆかりの西福寺 開山堂、永林寺、酒蔵訪問、弥彦神社、燕・三条など
◎福島県
・尾瀬沼、尾瀬ヶ原など
◎広島県・岡山県
・岡山・倉敷・広島・宮島など
◎香川県
・栗林公園、四国村、屋島、小豆島、琴平、善通寺、盆栽など
◎和歌山県
・中辺路古道歩き、熊野三山(熊野本宮大社、速玉大社、那智大社)、青岸渡寺・飛瀧神社など
◎青森県
・三大丸山 縄文遺跡、ねぷた会館、弘前城など