全2回　録画視聴受付中

ガイドに活かす！　落語の話術

英語落語家・喜餅さんによる話術講座　全２回

講座概要

トークを生業とする通訳案内士にとって、ゲストを引き込み、楽しませる話術は、最も求められる能力のうちの一つです。

日本の伝統芸である落語には、聞き手を引き込む話術、印象に残る語り方のヒントがたくさん詰まっています。そこで、IJCEEでは英語落語家の喜餅（きもち）さんを講師に迎え、通訳ガイドが実践で使える話術を指導してもらいます。

喜餅さんは、鹿鳴家英楽師匠に師事して英語落語を習得。2013年に独立して「どまんなか寄席」の席亭として活動を開始しました。その後、スピーチ・話術など表現のワークショップ講師として国内外の企業などで研修を行うなど、表現と話術のプロとして活躍。海外の大学や企業でも英語落語を披露し、多いに外国人を笑わせてきた実績があります。

本講座は全2回。話術の基礎と、オンラインで使える技を伝授します。

第1回　　　　　　　　　　　　　　　　相手を引き込む「身振り」と「語り口」

10月14日（木） 14時～16時

落語では地の部分とダイアログ（対話）の部分で目線を使い分けることで、面白さを作り出し、聴衆を引き込みます。この技術をパブリックスピーキングに活用する方法を伝授します。あくびや表情筋を使った表現、日本の文化や習慣を紹介する際にも使える、「扇子と手ぬぐいを使った表現法」、相手を喜ばせるアクティブリスニング法や、時間管理に役立つ話し方としてPREP法なども学びます。

第2回　　　　　　　　　　　　　　　　オンラインで好印象「見せ方・話し方」

12月10日（金） 14時～16時

すっかり常識になったオンラインによる会議・面接・ミーティング。画面越しのガイドの仕事も増えつつあります。アフターコロナも、オンライン化の流れは止まることはないでしょう。

画面の向こうの相手に伝えるためには、オンラインならではの見せ方、話し方のコツがあります。カメラの角度や目線、姿勢、表情、ボディランゲージによる表現のほか、聞き手として必要なこと、間の取り方など、効果的な「話し方」と「見せ方」を身に付けます。

日時・受講料

第1回・2021年10月14日（木）14時～16時

第2回・2021年12月10日（金）14時～16時

【受講料・一回あたり】　

会員2,800円　一般　3,500円

フレンドシップ団体・TJスクール生　3,100円

※　各回ごとにお申込みできます。

※　申込締切は講座前日午前11時です。

定員・受講形態

【定員】　各回100名　（最少催行10人）Zoomによる配信です。

会場受講はありません。

後日見逃し配信をいたします。

【配信期間】

第1回　2021年10月21日～2022年1月31日

第2回　2021年12月17日～2022年2月28日

講師紹介　喜餅（きもち）

英語落語家／パブリックスピーカー

愛知県在住　英検１級 TOEIC975点ほか英語の資格多数

30歳から英語学習を本格的にはじめる。2010年、桂三輝の英語落語に影響され、鹿鳴家英楽師匠に師事して英語落語を習得。2013年独立、「どまんなか寄席」の席亭として活動開始。古典・新作・オリジナルなど英語落語の持ちネタは30以上。外国人の前で落語を披露することもあり、大いに笑いの渦に巻き込んできた。

英語落語家のほか、スピーチや話し方、コミュニケーションに関するワークショップ講師として活動。大学など教育機関や企業でのセミナー・研修も数多く行い、高く評価される。

ほか、スタンダップコメディ、スクリプトライターなど、幅広い表現活動を行う。オンラインでも活動。また、地域のガイドの経験もある。