刀の鑑定にまつわり、現在、日本で使われている言葉は多くあります。
例えば、刀を鑑定し、証紙に証明を発行する「証紙証明」がのちに「正真正銘」という言葉になりました。この証紙は折りたたんであり、「折り紙つき」は、刀の鑑定書付きという言葉から生まれました。
この折り紙の裏に豊臣秀吉からいただいた判子があります。これを「太閤判」と言い、この太閤判を今も所有しているのが、今回の講師である本阿弥光次氏です。
今回の学習会は、2009年に鎌倉で実施されて以来、9年ぶりに本部で復活します。当日は真剣をご覧いただく機会もあります。刀が海外でも注目を浴びている今、日本人として「刀」を理解し、知識を深めてみませんか。以下の写真は、前回のものです。
日程:8月30日(木)13:30~15:30
定員:60名
会員 3,800円 一般 4,500円
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みずほ銀行 丸の内中央支店(004) 普通預金 1131101
トクヒ)ニホンブンカタイケンコウリュウジュク
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日本刀の「鑑定」は室町時代末期頃の豊臣秀吉に仕えた本阿弥光徳の鑑識から始まったとも言われる。本阿弥家は時の将軍家や大名家に仕え、江戸時代には、幕府が認める「折り紙」を発行していました。その長い間に培われた刀工の銘ぶりや作風の特徴が集大成され、鑑定の見所となっています。本阿弥光次氏は、本阿弥家のご当主で、現役の鑑定士です。また、刀の砥ぎ師でもいらっしゃいます。
鎌倉居合道協会会長、範士九段、鶴岡八幡宮の奉納居合でも、会を代表して技を披露されています。
※「折り紙付き」という言葉は、こちらから生まれました。また、京都の光悦寺で知られ、美術工芸面に金字塔をたてた本阿弥光悦は、分家に当たります。