手品が日本に入ってきたのは奈良時代と言われています。記録として残っているのは江戸時代。当時は手品のことを「手妻」と呼んでいました。理由は、「手が稲妻のように早く動く」から。やがて明治時代になり、西洋の手品が入ってくると、西洋の手妻のことを「洋妻」、和の手妻のことを「和妻」と区別するようになりました。現在では、古典の手妻に加えて和風の手品全般のことも「和妻」と呼んでいます。
手品は、古くからお祭りでの出し物、大道芸、宴会の余興、芝居小屋などで年代を問わず楽しめる芸として発展してきました。また視覚的で言葉をそれほど必要としないエンターテインメントなので、外国要人の接待の場で手品が演じられた記録も残っています。
本研修では、日本に古くから伝わる手品「和妻」の世界を紐解き、実際に和妻を体験していただきます。扇子や湯飲み、紐など身近な和の小物を使った手品を4種類ほどお教えします。簡単に覚えられるものばかりなので、すぐに披露できるようになります。
あなたのガイディング・おもてなしに一芸を加えてみませんか。
和妻パフォーマンスをご覧になりたい方はこちら。
2017年12月16日(土)10時30分~12時
【受講料】
会員:4,800円、非会員:6,000円
(すぐ使える手品の解説、手品の小物代込み)
☆バスの中などですぐに披露できる手品のネタ4種類を体得していただけます。
【定員】30人
第一部 レクチャー
1)和妻の歴史等の解説
2)実演パフォーマンス
第二部 体験
3)和妻パフォーマンスの練習(4種類)
4)発表
※今回、日本文化体験交流塾の皆様に向けた特別な内容として、
・和妻を通じた日本の魅力の再発見
・外国の方とのコミュニケーションに役立つ手品の使い方についてもお話しいただけます。
下の『カートに追加』で受講券をお求めください。右上にカートの内容が掲載されますので手続を進めてください。
決済はクレジットカードまたは銀行振込をお選びいただけます。銀行振り込みをお望みの方は、下記の口座にお振込みください。
みずほ銀行 丸の内中央支店(004) 普通預金 1131101
トクヒ)ニホンブンカタイケンコウリュウジュク
機械振興会館
住所:〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 本館B109(アクセス)
有栖川萌(アリス)氏
小さいころからプリンセステンコーに憧れて、マジックに興味を持ち始める。18歳より本格的にマジック修行を開始。
テーブルマジック、ステージマジック、和妻やイリュージョンなど多くのレパートリーを持つ実力派女性マジシャン。目の前で奇跡が起こるテーブルマジックから大掛かりなイリュージョンまで、見た人を笑顔と不思議の世界へとお連れします。
”和風手品師” 有栖川 萌は和妻(わづま)や手妻(てづま)と呼ばれる日本独自の手品を演じられる数少ないマジシャンのうちの一人です。